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躁つ病の症状や治療などの情報について提供していきます。
20 . April
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08 . October
躁うつ病は心の病というよりは、脳の血流や伝達物質の機能的側面が原因と考えられます。そこで登場したのが脳の血流などから、躁うつ病を診断できる光トポグラフィーと呼ばれるものです。

以前までの躁うつ病の診断は、患者からの訴えを聞いて医師が判断するというものでした、ただ病名を複雑化しているのが精神科の現状ですから、一概に躁うつ病であっても他に診断名がついたり、また躁うつ病のようであって違う症状であったりと判断が難しい側面がありました。

この光トポグラフィーの登場によって、ある程度脳の血流量などから、躁うつ病なのかの判断ができるようです。ただまだ完璧とは言えないようで、正確さにおいては7割程度と言われています。

光トポグラフィーは躁うつ病の診断だけでなく、うつ病や統合失調症などの精神病を診断できるということで期待されているものです。

現状では最新医療ということなので、まだ精神科にも定着した感じはしませんが、今後の精神科の診断方式というものは遅かれ早かれ導入されるものと思われます。

躁うつ病も統合失調症もうつ病も、科学的根拠に基づいた診断が可能な時代になりつつあるということではないでしょうか。

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29 . August
躁うつ病の看護として重要なのは、躁うつ病という病気の理解をすることはもちろんですが、躁うつ病といってもここに違うということも理解しておかなければならないでしょう。

躁うつ病は躁状態とうつ状態を繰り返す、2大精神病としてあげられるものですが、統合失調症のように明らかに人格自他が変わる病気ではなく、あくまで気分障害ということが言えますから、まず看護をする上ではどの状態が躁うつ病の患者さんにとってニュートラルに近い状態なのかということは、把握しておく必要があると思います。

それがわからないと、今患者さんが置かれている状況を理解できず、正しい看護も行えないと思います。それをしった上で患者さんの状態を見守る姿勢が大事なのではないかと思われます。

躁うつ病の原因は多岐にわたります。社会的原因、心理的原因、遺伝的素因などが複雑に絡んでいる場合が多く、どういったケアが一番良いのかといったことも、看護者としては躁うつ病という症状全体とさらに個々に見ていく必要もあると思います。

患者さんのおかれた状況や、背景なども少しずつ理解できてきたら、看護もしやすいのではないかと思います。
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