躁つ病の原因については、まだはっきりしないところがあるようですが、躁うつ病という気分障害は何らかの脳の機能的な障害があって、そこに様々なストレスが加わった時に発症するのではないかといわれています。
脳の機能的な障害については、遺伝もある部分は影響していると思いますが、そういった脳の機能的な問題があるからといって発症するわけではなく、それと社会的な様々な要因が絡んで発症するので、躁うつ病の原因としては、生物学、心理学、社会学のあるゆる方面で発症すると考えます。
躁うつ病の原因となる可能性があるという性格に関しては、クレッチマーが昔に唱えた循環気質とうい性格的特徴があります。
循環気質の人は、外交的でいて他の人ともうまく同調して生きようとがんばり、現実的な考えをするという特徴があるようです。
あくまで躁うつ病の原因としては、必ずしも当てはまるものではないと思いますが、全く反しているとも言えないのではないのでしょうか。
生物学的な観点からの躁うつ病の原因としては、脳のモノアミンという物質が関係しているとか、脳の血量とか糖代謝の影響とかいろいろと提唱されているようですが、あくまで仮説の段階であるようです。