躁うつ病は基本的に外来治療をしますが、それでも入院をした方がいい時もあります。
躁状態が激しいと、自分だけでなく周囲を巻き込んでしまう恐れがありますし、うつ状態で自殺企図があるような状態のときでもやはり入院は必要な時があります。
躁うつ病の場合は、刺激があると躁状態に輪をかけてしまうこともあるので、病棟にいた方がいいという時もあります。
中には、躁うつ病で入院してその後も何度も再入院してしまう方も多いです。
どうしても薬物療法をしていても、ちょっとした生活サイクルですぐに躁状態になったりしてしまって、再入院となるケースが多いようです。
薬物療法といっても、完全にニュートラルな精神状態に持っていくのは、不可能に近いですから、本人も躁うつ鵜病の症状をよく知って、理解して、意識的に生活を送る必要があります。
どうしても、自分がわからなくなったり、自分の病気の症状を知っていながらも、抑えられないというのが躁うつ病の特徴の一つでもあります。
一時的にでも自分が、もう抑えられないと感じたら入院するのも一つの手ではあると思います。
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