ボーダーの人というのは境界性人格障害と言われる人たちのことです。人格障害の人は自我障害、依存性、自己中心性などいろいろな問題を抱えているといわれています。
その特徴として、躁うつ的な気分障害を持っている人もかなり多いです。でもこういった人格障害と躁うつ病とはどのように違うのかということが問題になります。
人格障害の人は、躁うつ病のように気分障害だけではなく、性格的な偏りがあります。依存性、自己中心性と自我障害などがあり、そういった内面的な問題から抑うつ状態になったり、躁状態になったりと派生していきます。
躁うつの要素はこうした、原因から付随するものととらえて、大きなメインとなる問題はあくまで、性格的な問題と言えます。
一方躁うつ病という診断においては、あくまでメインとなる問題が躁うつ的な気分障害が対象となるということになると思います。
でもこれはしっかりと検査して調べることはできませんので、躁うつ病だと思っていたら実は人格障害だったとか、人格障害かと思っていたら躁うつ病だったとかということはあるかもしれません。
純粋な躁うつ病の人だったら、ある程度薬の力で気分を安定できるかもしれません。それでも薬があまり効かないで気分の波が激しいのだとしたら、もっと別の症状である可能性も高いかもしれませんね。
境界性人格障害の特徴について
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