躁うつ病のきっかけとしては、当然ストレスも関係していると思われますが、それだけでなく脳内の物質のバランスが崩れるとそれがきっかけとなって躁うつ病になると考えられます。
うつ病の場合は、特にストレスが大きな原因として挙げられますが、躁うつ病の場合は必ずしもストレスがきっかけとなるわけでもないようです。
ただどうして脳内物質のバランスが狂ってしまうのかの原因については、まだはっきりしていないのだと思います。
今後遺伝子レベルでの研究がん進めば、躁うつ病のきっかけとなるメカニズムが解明されて、わかるようになるかもしれませんが、それまではなってから考えるということになるでしょう。
今の段階では、躁うつ病を最初の段階で予防する方法はないのかもしれません。大事な点としては、躁うつ病になってしまった後をどうするかということに集中するしかないようです。
躁うつ病のきっかけを考えるよりも、なってしまったからの再発予防がなにより重要になってきます。薬物療法が主になってきますが、薬を継続していくことが現時点で必要なことのように考えられます。
もともと躁うつ気質の人というのはいますから、そういった方は何がきっかけでそういう風になったかということは、なかなかわかりずらいものです。
PR